手形をネット管理へ、金融審が法制定へ報告書

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20061229ib23.htm


 企業の資金繰りで大きな役割を果たす手形の「ペーパーレス版」が2008年にも導入される見通しになった。

 現在は権利内容が紙に記録されている手形を、インターネットを通じて管理できるようにする。企業にとっては、保管コスト削減などのメリットがあると期待されている。

 金融審議会(首相の諮問機関)が12月、法制定に向けた報告書をまとめた。金融庁法務省が07年の通常国会に「電子登録債権法案」(仮称)を提出する。

 手形は、期日までに一定額の支払いを約束する有価証券。手形を持つ企業や個人は金融機関を通じ、振出人(債務者)から支払いを受けられる。しかし、紙で作られた手形は保管コストや紛失の恐れが嫌われ、利用は減少傾向にある。

 この紙に代わり、債権者と債務者の名義や決済情報をインターネットを通じて管理会社が管理するのがペーパーレス版の「電子登録債権」だ。紙の手形に比べ管理の手間が省け、企業間で債権を交換することも容易になるため、早く現金化できる効果も期待される。

(2006年12月29日23時30分 読売新聞)

まぁ自分にはほとんど関係ない話なんですが、ネット関係なんでなんとなく。