Wii、PS3に圧勝 エンターブレイン06年度末国内販売集計

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070404-00000005-fsi-bus_all


 ■人気ソフトが左右

 ゲーム情報誌「ファミ通」などを刊行しているエンターブレイン(東京都千代田区)が2007年3月末までのゲーム機の累計販売台数を発表し、06年末に相次いだ次世代家庭用ゲーム機の緒戦の状況が明らかとなった。任天堂の「Wii」が、国内市場で昨年12月2日の販売から累計195万台(エンターブレイン推計、以後も同じ)を販売したのに対し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の「プレイステーション3(PS3)」は昨年11月11日の発売以来、累計で81万台にとどまり、「Wii」に倍以上の差をつけられている。

 ただ、ハードは苦戦している「PS3」だが、3月1日にバンダイナムコゲームスが「PS3」対応ソフトとして発売した「ガンダム無双」が3月中に24万本を売り、月間ソフト販売の4位にランクインした。ガンダム無双」が出た3月第1週だけで「PS3」は17万台を売り、「Wii」の10万台を上回った。話題性のあるタイトル投入が、ハードの牽引(けんいん)に欠かせないことが、改めて示された

 「Wii」は、店頭に並べば即完売となる状況が続いており、3月だけでも31万台を売って「PS3」の26万台を上回った。ただ、ソフトは昨年12月に本体と同時に出た「Wiiスポーツ」が122万本に達し、「はじめてのWii」が100万本を超えたほかは、「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」が44万本で続く程度。2月発売の「ファイアーエムブレム暁の女神」は、11万本の販売にとどまっている。

 任天堂岩田聡社長は「(携帯型ゲーム機の)ニンテンドーDSが04年末に登場したときは、年末年始で150万台売れたが、その後しばらく順調には伸びなかった」と指摘。その「DS」が再び伸び始めたのは“脳トレ”のようなゲームが出始めてからで、こうした経験を踏まえ「次々と新しい提案をしていく必要がある」と話す。

ガンダム無双はあんまり惹かれなかったけど、あれくらいでも牽引力になるのですな。まぁなんかPS3は、PS3の能力をちゃんと必要とするようなソフトじゃないと出させないらしいとかで、何本かPS3化を断られたとかで、今ソフト不足だとか。どこまで本当か知りませんが。