滑空するトカゲの化石発見=1億2000万年前の地層から−中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070320-00000034-jij-int


 中国遼寧省白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層から、胴体の肋骨(ろっこつ)に支えられた膜を大きく両脇に張り出して、グライダーのように滑空していた新属新種のトカゲの化石が見つかった。中国の瀋陽師範大などの研究チームが20日までに論文をまとめた。近く米科学アカデミー紀要の電子版に発表する。

 東南アジアなどの森林には現在、同様に肋骨に付いた膜で滑空するトビトカゲ類が生息しているが、こうした滑空方式のトカゲが白亜紀前期から存在していたことが分かったのは初めて。

 このトカゲは全長15.5センチ。属名は「滑空する竜」、種名は化石標本が保管されている遼寧古生物学博物館の創設メンバーの名にちなみ、「シャンロング(属)チャオイ(種)」と命名された。

肋骨の膜で滑空てのが、どんなのかいまいち分かりませんが。