無形のデータ→存在感ある形に 自費出版でブログ本
http://www.sankei.co.jp/keizai/it/070212/itt070212000.htm
僕のこの日記は別に本にはしたくありませんがw写真たっぷりの育児日記なんかは確かにいいでしょうね。
ブログ(日記風サイト)を本にする自費出版サービスの利用者が増えている。育児日記や園芸の観察誌といった身辺雑記を本にし、身近な人に配るケースが多いという。電子メディアを活用する人々の紙媒体への“回帰”。いったんネットの世界に漬かっても、その「現実的な手応え」のなさに物足りなさを感じ、書物に向くケースが多いようだ。(山口暢彦)育児日記を本に
大阪府岸和田市に住む主婦、門倉奈緒さん(29)は平成17年10月から、3カ月前に生まれた一人息子の育児日記をブログに書き続けている。遠方の親類にも“リアルタイム”で子供の成長をみてもらえる−。そんな魅力に引かれ、流行し始めていたブログの利用を選んだ。
半年後、ブログを運営する「クインランド」(神戸市)の製本サービス(「Qbook」)を使って、本にすることを思い立った。「本だと、いちいちパソコンを立ち上げる手間などかけず、ひと目で過去の記録をさかのぼれる。また、パソコンが使えない(息子の)曾祖父母にも読んでもらうことができる」。それが書籍化を考えた理由だったという。
このサービスは、申し込んだ人がインターネット上で表紙の色選びや写真配置などをレイアウトすることができ、それをもとに会社側が製本、郵送してくれる。門倉さんは、原則1日分の日記が1ページに収まるよう記事を調整し、写真を配置。計10冊つくり、親類らに配った。「曾祖父母が毎日のようにページを繰ってくれていると聞いたのが、とてもうれしかった」
サービス続々
ブログの製本サービスは続々と登場している。クインランドがサービスを始めたのは17年11月。利用者がすべてのレイアウトをできるのは珍しいという。料金は本のサイズや、カラーかモノクロか、などで異なるが、B5版カラーの場合、「基本料金1050円」と「40円×ページ数」となっている。
「ブログユーザーから、記事を本にして家族や親類、友人に配りたいという声が以前から数多く寄せられていた」と、ソリューション統括本部長の木脇大介・執行役員。申し込みは毎月15件ほどあるという。
やはりブログを運営する「ティーカップ・コミュニケーション」(東京)は2年ほど前から製本サービスを実施。レイアウトは基本的に同社が行い、200ページ程度の本の場合、1冊約1万5000円かかる。「子供の成長記などの製本を希望する人が多い」とい
う。大手では「アメーバブログ」を運営するサイバーエージェント(東京)が17年8月、製本サービス「アメブロ!de本」をスタート。1冊から注文可能で、「モノクロ印刷1900円から」「カラー印刷4700円から」などとなっている。
(ry
しかしネットに対する『「現実的な手応え」のなさ』なんて普通感じない気がしますが、新聞屋さんとしての誇りでしょうか??