ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000105-yom-int
1月15日14時34分配信 読売新聞


 【ローマ=松浦一樹】イタリア検察当局が日本の美術館や収集家の一部所蔵品を盗掘品とみて調べている事件で、密輸シンジケートの黒幕とされる人物が日本との取引を示す書類を所有していたことが明らかになった。

 捜査当局は密輸ルート解明に直結する証拠とみて調べている。

 イタリア検察当局が密輸の黒幕とみて捜査しているのは、イタリア人美術商のジャンフランコベッキーナ氏。シチリア島出身で、担当検事は「マフィア関係者」と言明する。

 検察はスイス・バーゼルにある同氏の倉庫を2002年と05年の2度にわたり密輸容疑などで家宅捜索し、盗掘品とみられる古美術品の写真約1万点と伝票類約200束を押収した。当局者によると、このうち「1991年4月付」の取引文書には、邦人古美術商とベッキーナ氏の名前が記され、両者の取引が裏付けられたという。

http://d.hatena.ne.jp/lightcyan/20070111/1168513145 の続報ですな。まぁこれは返さなければいけないような雰囲気ですな。